ベトジェットエアはLCC?
ベトジェットエアを初めて利用する方は、どんな航空会社なのか気になるのではないでしょうか。
ベトジェットエアは、ベトナムの格安航空会社(LCC)です。
年に運航を開始してからその勢いは凄まじく、なんと国営企業であるベトナム航空を抜くベトナム国内第一位の航空会社なんです!
格安航空会社なため、サービスは簡素化されており、機内食や飲料の提供はなく、モニターもありません。
また、座席も一般的な航空会社より狭いため、体格が大きい方には窮屈に感じられる場合があります。
また、手荷物や預け荷物の個数や重量制限も、他の航空会社より厳格です。
ベトジェットエアの受託手荷物・機内持ち込み手荷物条件
ベトジェットエアは預け荷物・機内持ち込み荷物に制限をかけており、搭乗者1名につき2個の手荷物と32kgまでの受託荷物1個を預けることが可能です。
機内持ち込み手荷物の重量は、チェックインカウンターで計測され、手荷物とわかるハンドキャリータグをつけてもらいます。
※空港によってつけないところもあり。
重量やサイズを超過した場合、別途費用が掛かるため注意しましょう!
ベトジェットエアはANAマイルが貯まる?
マイルを貯めてお得に旅行したい・航空券を購入したいという人も多いのではないでしょうか。そんな方にとって、ベトジェットエアを利用することで、マイルが貯まるかどうかは、とっても気になるポイント。
結論から言うと、ベトジェットエアではマイルは貯まりません。
※2024年1月時点
ネット上で日本航空(JAL)と2017年より包括的業務提携を開始したという表記を見たので、喜んでチェックインカウンターで「マイルは貯まりますか?」と聞いたところ、即答で「貯まりません」と回答がありました。悲しみ。
そのため、ベトナムジェットエアではマイルは貯まりませんが、その分航空券がとても安いことが魅力です。
実際のベトナムジェットの乗り心地は?
ここからは、筆者が2024年1月にベトナムジェットエアを使用して、ベトナムのハノイ経由でカンボジアのシュムリアップに行った時の体験談をご紹介します。
チェックインが激混み
筆者が利用した2024年1月は、旧正月前ということもあるのか、ベトナムジェットエアを利用する人で、チェックインカウンターが長蛇の列。
9時半発のハノイ行きフライトだったため、2時間前の7時半に到着。
ざっと、50~60組は並んでいる雰囲気。
何故か初めの20分ほどは1カウンターしかオープンしていなく、全く列が進まない…!
途中から4~5カウンターほど受付が増えましたが、相変わらず人は多い。
実際に荷物を預けられたのは、なんと出発時刻30分前の9時!!
国際線でこんなにギリギリに預けたのは初めて…!
とても不安になって、チェックインカウンターのスタッフさんに、「私、飛行機に間に合いますか?」と尋ねたところ、「この列全員が同じ飛行機なので、後ろのお客様もすべて荷物を預かってからの出発です。安心してください。」とのこと。確かに。
荷物を預け終わった後、朝早い時間帯&自動化されたスムーズな日本の保安チェックということもあり、手荷物検査・出国検査は待ち無しでスムーズに。
この日のベトナムジェットエア・ハノイ行きは「83」ゲート。少し第2ターミナルの奥にあるゲートなので、足早に向かいます。
何か食べたかったけど、時間が無かったので、ゲート近くのお土産屋さんでお茶とじゃがりこだけゲット。
無事に飛行機に乗り込んだ時は、ファイナルコール中の9時18分でした。
私より後に乗り込む乗客も複数いて、実際に飛行機が出発したのは9時40分でした。
10分の遅延。
けれど、あれだけギリギリの荷物受け取りにもかかわらず、10分の遅延で済むなんて凄い…。
飛行機の座席は狭い
ベトナムジェットエアのハノイ行きは小型で、座席は2列の、1列につき3席ずつ。
座席ごとの間隔はとても狭いです。さすがLCC
座った状態はこんな感じ。小柄の女性でこれ。
男性だと膝が前の座席についてしまう人も。
リクライニング機能はあり、少し座席を倒すことが可能です。
体格が良い方は、全体的に窮屈そうな印象を受けました。
また、座席1つ1つにモニターはついていませんでした。
本を持っていったり、YouTubeのオフライン再生を事前にダウンロードしておくと、飛行中の暇つぶしになりそうです!
飛行機の中にコンセント等はないため、スマホ用に充電器は持って行った方が良さそうです。
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ベトナムジェットエアは機内食が無い?
ベトナムジェットエアはLCCなため、運航中の飲み物の提供や機内食はありません。
そのため飛行機に乗り込む前に、飲み物や食べ物を近くの売店で購入しておくことをオススメします。
もし、機内食を希望する場合、事前にネットでオーダーする必要があります。
また、「お腹が空いた・のどが渇いたな」という時は、機内でメニュー表からCAさんに直接注文することも可能です。
実際のメニューはこんな感じ。バインミーなど、ベトナムらしい料理もあります。
カップラーメンやお粥もありました。こちらの方が値段は安め。
ご飯も飲み物も充実していました。
支払いは現金のみ使えます。
ドル・円・ベトナムドンのいずれかが使用可能で、日本円で支払った場合、おつりはベトナムドンで返ってきます。
機内食を食べたいと考えている方は、事前に日本で両替を行いましょう。
運よく筆者はドルを持っていたのでスムーズに支払えましたが、ベトナムドルで返ってきてもいいよ!という方でないと、使い勝手は悪いかも。
実際に頼んだのは辛ラーメン。
辛い物を食べたくて思わず選んだけど、ベトナムのカップラーメンを経験しておけばよかった!
辛ラーメンには何故か魚肉ソーセージが乗っていたよ!ベトナムアレンジなのかな?
まとめ
今回はベトジェットエアで成田→カンボジアまで行った時の実体験を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
旧正月前で帰省が多かったからか、それともデフォルトなのか、荷物を預けるまでになんと1時間半もかかるほどの混雑具合でした。
座席は狭く、男性は窮屈そうな印象を受けましたが、みなさんあまり下がらないリクライニングを少し倒しながら、器用に眠っていらっしゃったので、慣れれば快適なのかも?
私は比較的に小柄なのと、ドリンクサービスや機内食が無くても問題ないため、ベトジェットエアでの旅は、比較的に快適でした!
預け荷物の待機列の長さだけが辛かった・・・。
ANAやJALに比べると、LCCなので勿論サービス面は劣りますが、その分航空券が安いというのが魅力です!
なるべく安価に渡航したい!という方は、是非ベトジェットエアを使って、東南アジアに旅行に行きましょう!
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また、7カ国で使えるので、カンボジアだけでなく他の国も周遊したいという方にとても便利です。
タイ(DTAC)
シンガポール(starhub、M1)
インドネシア(XL)
マレーシア(DiGi、Celecom)
ベトナム(Vinaphone、Viettel)
カンボジア(Metfone、Smart)
香港(SmarTone、HKT、3HK)
手持ちのスマートフォンがSIMフリータイプか必ず確認しましょう!
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