今回は2024年1月に中国北京市にある北京首都国際空港での出入国審査に関して解説していきます。
2020年のコロナ発生以降、2023年までゼロコロナ対策を実施ていた中国は、外国人の入国を厳しく規制していました。
それが、2023年3月15日より少しずつ規制が緩和され、今では観光ビザ(Lビザ)や親戚ビザはスムーズに許可が出るようになり、中国への入国もだいぶ楽になりました。
そんな中国北京に、2024年1月に遊びに行った筆者の入出国審査の体験記をお届けします。
中国への入国必要なモノ
2024年現在、日本国籍の方の中国への入国にはビザの申請が必要です。
ビザには複数種類があり、それぞれ申請に必要な書類が異なります。
2024年現在、申請書類に不備が無い状態であれば、申請後4営業日でビザの取得が可能です。
詳しいビザの申請方法は、下の記事を参考にしてください。
▼実体験!中国ビザの申請方法まとめ
また、入国時にパスポートの有効期限が6か月必要です。
・パスポート
パスポート残存期限が入国時に6か月以上あること
・入国ビザ
コロナ陰性証明は必要か?
2024年現在、中国への入国にコロナ陰性証明は不要です。
2023年8月30日に撤廃され、現在ではワクチン接種証明やコロナ陰性証明といった書類は一切不要です。
また、入国後にコロナ陰性証明で検査を受ける必要もありません。
2024年現在の中国入国審査
外国人入国カードの記入方法
中国に入国する際の入国審査では、外国人入国カード(アライバルカード)というカードの記入が必要です。
この紙は、中国への行きの飛行機内でキャビンアテンダントより手渡されます。
万が一受け取り忘れても、入国審査カウンターの近くに紙が置かれているため、そこで記入も可能です!
機内で記入するように、ボールペンを持参すると便利です。
カードには裏表それぞれに、記入箇所があります。
外国人入国カードの日本語約は下記です。
1.苗字※漢字・アルファベットどちらでも可
2.名前(下の名前)※漢字・アルファベットどちらでも可
3.性別
4.国籍
5.生年月日
6.中国名があれば記入
7.パスポートナンバー
8.ビザナンバー(取得したビザに記載あり)
9.入国する飛行機or汽車or船の便名
10.入国する理由
11.自身の電話番号
12.中国国内で訪れる予定の都市
13.中国で滞在予定の住所またはホテル名と都市名
1.帰りの航空チケットを予約しているか→Yes/No
予約している場合は、出発時刻・フライト情報を記入する(出発日時・フライトor汽車or船の便名)
2.中国国内の招待者はいるか→Yes/No
いる場合は相手の名前・住所または連絡先を記入する
※ホテルを予約している場合、ホテル名・住所または電話番号を記入すること
3.過去2年間で行ったことのある国・地域を記入
4.サイン
空欄をすべて埋めた状態にしましょう。未記入があると、入国審査カウンターのスタッフに記入を促されます。
入国審査の流れ
入国時にスタッフに渡すものは下記の2つです。
・入国カード
スタッフがパスポート、パスポートにあるビザのチェックを行った後に、記入した入国カードの表裏のデータを機械で読み込み
↓
顔写真撮影
↓
両手の指紋採取
問題が無ければ、入国
となります。
私が訪れた2024年1月の北京は、朝早いフライトだったことと、平日の昼間だったので外国人入国者が少なく、5分ほどで入国できました。
2020年からのゼロコロナ対策で外国籍の中国渡航が減ったのも要因の一つかもしれません。
ただ、旧正月の時期は外国籍を取得した中国人の方の帰省が多いため、混雑する可能性が高いです。
入国時は時期を外すと良いです。
2月10日(土)
前後1週間がお休みになることが多く、混み合う時期なので注意!
2024年現在の中国から出国審査
2024年1月時点の中国からの出国審査に特別なカウンターは無く、手荷物審査の前にある机でパスポート・旅券のチェックが行われ、その場で出国スタンプがパスポートに押されます。
以前のような、出国時に紙を記入するフローは無くなりました。
人口の多い中国なので、手荷物検査は相変わらず時間がかかります。
中国の学校が冬休みに入り、旅行客が少しずつ増えてきた2024年1月の手荷物検査の待ち時間は20分ほどでした。
ピークだと30~40分ほど待つこともあるので、まあまあな時間でした。
成田空港・羽田空港共にいつもガラガラ(褒めてる)なので、海外の手荷物検査の待ち時間の長さに毎回びっくり…!
まとめ
今回は、2024年1月時点での中国への入国審査・中国からの出国審査について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
2019年に行った時は、入国前にバーコードスキャンをしたりと複雑でしたが、2024年になって前よりもスムーズに入国できました!
外国人の入国が少なくなったからでしょうか?
個人的には入国まで30~50分待っていた以前と比べてノーストレスだったので、こんな日々が続けばいいなあと淡い願望を抱いています。
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