「ハノイで日本の家電製品をそのまま使っても大丈夫?」と、不安に思う方もいるのではないでしょうか。
Aタイプのコンセントが使われる日本ですが、実はコンセントの形状は国によって異なり、そのまま使えないことも多くあります。
いざベトナムのハノイに到着してから、「持ってきた家電製品が使えない!」なんて悲しい事態は避けたいですよね。
今回は、そんなベトナム「ハノイ」のコンセントのプラグ形状・電圧について解説していきます。
ハノイのコンセントの形状は日本と同じ?
海外で家電製品を使う時に気をつけるべきなのは、「コンセントの形状」と「電圧」の2つです。
ベトナムのハノイでは、AタイプとCタイプがメインで使われています。
「Aタイプ」は平たいピン、「Cタイプ」は丸いピンが差し込むプラグ側についているよ!
日本のコンセントは「Aタイプ」です。
ハノイのホテルやアパートの多くは、Cタイプ・Aタイプ・AタイプとCタイプが差し込める「ハイブリットタイプ」のコンセントが設置されており、変換プラグを使用せずとも家電製品を使うことができます。
▼実際のホテルのコンセント
↑Aタイプ・Cタイプどちらも挿しこめる「ハイブリットタイプ」
「自分が泊まるホテルはA型がついているかわからない!」
という方は、C型プラグはアジア圏やヨーロッパで主流なため、1つ変換プラグを持っておくと便利です。
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ハノイの電圧と周波数
ハノイで日本の家電製品を使う時には、コンセントの形状以外に「電圧」も確認しなければなりません。
ベトナムの一般的な電圧は220V、日本は100Vです。
そのため、「100V」までしか使用できない家電製品は、ベトナムのハノイでは使うことが出来ません。
また、「周波数」というものもあり、ベトナムは「50Hz」です。
日本は、西日本が60Hz、東日本が50Hzです。
けれども、日本で売られている電化製品のほとんどが「50/60Hz」の両方の周波数に対応しているため、特段注意を払う必要はありません。
周波数とは、1秒間に繰り返す波の数のことを言い、電力会社から供給されている電気はプラス・マイナスが1秒間に何十回も入れ替わっています。
東西で分かれている日本の「電源周波数」ですが、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に東側は50回(50Hz=ヘルツ)、西側が60回(60Hz=ヘルツ)となっています。
ハノイ旅行で電圧器は必要?
日本よりベトナムの方が電圧が高いけれど、変圧器は必要なの?
答えは、「PCやスマートホンの充電のみなら『不要』」です。
日本よりも電圧が高いベトナムの「ハノイ」ですが、iPhoneやスマートフォン・パソコン・デジカメは、基本的には全世界で使えるように「100-240V」と幅広い電圧に対応しています。
また、ワイヤレスイヤホンなど小型のものも、全世界対応しているものが多くあります。
「私の手持ちの電子機器は海外で使えるの?」と気になった場合は、説明書やバッテリー裏の「電圧表記」をチェックすることをオススメします。
電子機器の本体や、コードについてるタグに記載されていることが多いよ!
筆者が所持しているパナソニックのドライヤーは100Vのみの対応で、周波数は50-60Hzでした。
ドライヤーやヘアアイロンに変圧器は必要ない?
ドライヤーやヘアアイロンは、「海外対応」のものでない場合、電圧器は必須。
特にヘアアイロンは日本国内でしか使えないものが多いため、旅行や出張が多い方は、事前に海外対応のヘアアイロンを1本持っていくと便利!
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ドライヤーはホテルに付いていることが多いので、かさばる荷物を減らしたい!という方は、持って行かなくてもOK。
ただ、ドライヤーの風量が弱いこともあるため、こちらも事前に海外対応のドライヤーを1本持っていると便利!
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変圧器・変換プラグって何?
そもそも「プラグ変換器」と「変圧器」は何が違うのでしょうか?
実は、二つとも別のモノ。
プラグ変換器は、異なるコンセント形状に適合させるための変換アダプターです。
実は、国によってコンセントの形状は異なるのです。
日本では「Aタイプ」と言われるコンセントの形状が使用されており、ベトナムはA・Cタイプがメインで使われています。
また、隣国の中国ではAタイプ以外に「Oタイプ」のコンセントが多く使われています。
対して、変圧器とは電気を利用に応じた電圧に変えるための機器です。
こちらもコンセントと同じく、国によって電圧Vは異なります。日本は「100V」ですが、多くの国は200-220Vと、日本より高い電圧です。
電圧に対応していない機械をコンセントにさして電源を入れてしまうと、故障の原因になるため要注意!
まとめ
ベトナムのハノイへ旅行や出張を予定している方は、手持ちの電子機器の電圧をしっかり確認しましょう!特にドライヤーやヘアアイロン・シェイバーは要注意!
変換プラグは基本的には必要ありませんが、不安な方は「タイプC」への変換プラグも持っていきましょう。
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